加賀藩御用達 
徳川幕府への献上品

中世末期、宝達山の鉱山の土木技術者が健康管理に役立てようと、
山に自生していた「葛根」を掘り、漢方薬として葛粉づくりを始めたのが「宝達葛」の起源です。
江戸時代には加賀藩から徳川幕府への献上品としても用いられるなど、
400年以上の歴史ある能登の名品です。
宝達葛は、毎年1月の大寒の日を皮切りに、厳冬の冷たい伏流水を使って
手作業で精製する過酷な作業によって生み出されます。
現在、葛根を掘り出す職人の高齢化で生産が減少してしまい大変希少な品になりましたが、
地元有志が「宝達葛友の会」を結成し、生産を続けています。

松月堂の宝達山くず湯

当店のくず湯は、宝達志水町特産の上質な宝達葛を使用しておりますので
なめらかで優しい葛本来のとろみが味わえるのが特徴です。
さらに桜味、紫蘇味、抹茶味の三味をお召し上がりやすくブレンドしています。
調合には、電動粉篩機で葛粉や砂糖を合わせ、均等に混ざり合い味や風味を調節。
梱包には最新のベルトシーラーを採用し、
異物混入を防ぐほか、長期間の保存にも対応しております。

お召し上がり方

くず湯一袋を暖めた湯呑みの中に入れ、熱湯を注ぎ入れかき回してください。(注)熱湯の温度が低いと、とろみが出ません。熱湯を使用しますので火傷にご注意ください。